【インドネシア地震】A-PADインドネシア、空路で被災地へ
2018.09.30
津波によって沿岸部数百メートルが波にさらわれたパルでは、発災から2日目の今日も多くの人の行方が分かっていません。大きな船が道路に座礁するなど壊滅的な被害を受けた被災地では、怪我をした子どもや高齢者を運ぶ被災者、泣きながら亡くなった人を搬送する被災者の姿などが多く、緊迫した状況が続いています。
支援の手が圧倒的に足りない中、医師・看護師・レスキュー隊を含むACTは、パルのほか甚大な被害を受けたドンガラでも、医療支援や被災者の搬送などの活動を続けています。初動メンバーはパル20人、ドンガラ20人の合わせて約40人ですが、甚大な被害を前に一刻も早く多くの支援者を被災地に送る必要があります。
A-PADでは、A-PADインドネシアやACTをサポートするため、本日から現地の航空機をチャーターし、道路状況によって陸路での移動が難しいメンバーの移動手段をサポートしています。18人搭乗が可能な航空機は、今日被災地に到着し、A-PADインドネシアのサポートメンバーも活動を開始しています。
A-PADの支援活動は、みなさまからのご寄付や外務省の拠出金によって支えられています。被災地では、今も多くの人が支援の手を待っています。みなさまのご協力をお願いいたします。