【台風22号(MANGKHUT)】発災から1週間
2018.09.21
フィリピン北部・ルソン島に上陸した台風22号(マンクット)の発生から1週間がたちました。政府によれば、台風の影響を受けた人は同国内で80万人以上に及び、未だ行方がわからない人がいるなど甚大な被害が発生しています。
A-PADは、2013年の台風ハイエン、2014年の台風ハグピット、2015年の台湾台風などの経験をもとに、台風上陸前の14日中に医師・救助犬を含む緊急支援チームがマニラに入り、15日朝にはパンパンガ州アンヘレス市郊外にあるクラークで被害状況の調査を行いました。調査の結果、今回の台風は、想定よりも被害が少なく、フィリピン軍を含む国内での緊急支援体制で対応できると判断。18日までに日本から派遣したすべての隊員が帰国しました。
しかし、フィリピンでは多くの人々が避難生活を続けており、A-PADフィリピンや現地パートナー団体などが、緊急支援を展開しています。A-PADでは引き続き現地団体をサポートしていく予定です。引き続きご関心をお寄せください。
http://apadm.org/japanese/donate/
【メディア掲載】
フィリピン情報局のサイトに紹介されました。タイトルは「A-PAD Philippines search and rescue team on standby to assist typhoon-hit communities」。
https://pia.gov.ph/news/articles/1012800