【A-PADフィリピン・ミンダナオ島地震】官民・多機関連携で緊急支援物資配布と心のケアを実施
2026.08.10
2026年6月8日にマグニチュード7.8の地震がミンダナオ島を襲ってから2カ月が経ちました。発災直後から、アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)フィリピンはパートナー団体や登録ボランティアと密に協力し、幅広い救援・復旧活動を続けてきました。
■ 被災地の現状(2026年7月21日時点)
2026年7月21日時点で、死者106人、負傷者1,316人、行方不明者7人が報告されており、被災者数は約168万人(約39万世帯)に達し、家屋被害は12万1千棟以上に上っています。
(参照元:フィリピン国家災害リスク削減管理協議会(NDRRMC) ホームページ)
■ 緊急支援物資を配布

7月25日~26日の2日間、A-PADフィリピンはソクサージュン地域の人材ボランティア(HRN Sox)およびマアシム災害リスク軽減・管理事務所(MDRRMO)と連携し、マアシム町内の3つのバランガイ(フィリピンにおける最小の地方行政区画)であるティノト、カバティオル、ポブラシオンにて、緊急支援物資の配布を実施しました。

今回の緊急支援は、クラウドファンディングによるご寄付、および日本外務省による助成金を活用して実施され、A-PADフィリピンは680世帯に対して、衛生キットと応急避難の仮設シェルター用資材(ブルーシート・ターポリン)を提供しました。

また、サランガニ商工会議所から食肉処理済みの鶏388羽が寄贈されたほか、ソクサージュン人材ボランティアは、中部ビサヤの人材ボランティアおよびセブ大学ラプラプ・マンダウエ校(UCLM)の協力を得て、子どもたちを対象とした心理社会的支援(心のケア活動)も実施しました。

このような包括的な緊急支援により、地震の被害を受けた680世帯と100人の子どもたちに支援が届けられ、災害救援における官民・多機関連携(マルチセクター・パートナーシップ)の効果が示されました。
これらの支援活動は、クラウドファンディング等でご寄付をお寄せくださった皆様のおかげで実施することができました。あらためて、あたたかいご支援に心より御礼申し上げます。
今後も、A-PADフィリピンは被災地の状況を注視し、また平時においても防災力の強化につながるような活動に取り組んでまいります。





