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【A-PADスリランカ】サイクロン被災地に安全な飲料水を届ける:現地から寄せられた声

2026.06.03

2025年11月のサイクロン「ディトワ」を受け、アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)スリランカはパートナー団体と連携し、ヌワラエリヤ県およびバドゥッラ県の学校や避難施設へコミュニティ向け浄水器「ROAM filter Plus」を設置しました。

前回の記事では、A-PADスリランカがパートナー団体と連携して実施した給水支援についてご紹介しました。今回の記事では、浄水器が設置された学校の関係者や地域住民、地域行政関係者から寄せられた声をご紹介します。

学校関係者の声

バドゥッラ県のThelbedda No.01 Tamil Vidyalayaでは、安全な飲料水の確保が課題となっていました。同校の校長は今回の支援について次のように話します。

「浄水器のおかげで生徒たちは安全な飲料水のアクセスが可能になりました。設置やメンテナンスに関する研修もわかりやすく、自信をもって浄水器を利用できるようになりました。」 

地域住民の声

バドゥッラ県内の避難施設に暮らす住民からは、次のような声が寄せられました。

「このキャンプに住む家族にとって、安全な飲料水へのアクセスは深刻な懸念事項でした。手に入る水は、私たちが故郷で慣れ親しんでいたものとは異なり、不純物が混じっており、調理や飲用には適していませんでした。浄水器が設置されたことで、安全な水を利用できるようになり、私たちの生活は大きく改善しました。」

避難施設(キャンプ)で浄水器を設置している様子

 行政関係者の声

ヌワラエリヤ県Kotmale East地区の行政関係者からも、今回の支援への期待が寄せられています。

「Kotmale East地区における最大の課題の一つは、清潔な飲料水へのアクセスが確保されていないことです。この問題は、サイクロン発生以前から、水源の糞便汚染により長らく続いていました。こうした状況において、今回の浄水器支援は、水系感染症のリスク低減に大きく貢献するものと考えています。」

 

配布先では、浄水器の設置だけでなく、使用方法や維持管理に関する研修も実施しました。また、シンハラ語、タミル語、英語の3言語によるマニュアルを作成し、コミュニティが継続的に浄水器を活用できる環境づくりを行いました。

A-PADスリランカ職員が地域住民や学生に浄水器の使用方法についてデモンストレーションしている様子

A-PADスリランカは今後も関係機関と連携しながら、浄水器の活用状況を確認するとともに、災害に強い地域づくりに取り組んでまいります。