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【A-PADバングラデシュ】地震と火災に対する緊急支援活動のご報告

2025.12.02

2025年11月21日午前10時38分(現地時間)、バングラデシュ・ナルシンディ県を震源とするマグニチュード5.7の地震が発生しました。この地震により少なくとも10人が命を落とし、500人以上が負傷したという被害が報告されています(参照元: OCHAホームページ)。

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この緊急事態に対し、アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)バングラデシュを運営するコミュニティ・イニシアティブ・ソサエティ(CIS)とダッカ・コミュニティホスピタルトラスト(DCH Trust)は直ちに被災者への救急医療支援を提供。また、余震にそなえ、安全エリアの確認や危険地域からの退避といった啓発により、地域社会のサポートを行いました。

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その数日後の11月25日、ダッカ最大のスラム街であるコライル・スラムでは、壊滅的な火災が発生。約1,500戸が焼失し、多くの家族が住まいや食料、生活必需品を失いました。

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これを受け、A-PADバングラデシュは直ちに現地へスタッフのチームを派遣し、情報収集と支援活動を開始しました。さらにボランティア50名を派遣し、避難誘導、捜索救助、応急手当、初期ニーズの評価、一時避難所への移動支援、心理社会的支援などを実施。

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設置したモバイルクリニックでは、切り傷の縫合や破傷風ワクチン接種、医薬品を無償提供しているほか、避難用にビニールシートやシェルターキット(蚊帳、充電式ライト)を配布しています。

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また、地元行政と連携し、その他の緊急対応活動について調整している状況です。A-PADバングラデシュは困難な状況にある被災者の人々に寄り添い、引き続き迅速な支援を届けていきます。