【A-PADスリランカ】HSBCと連携「若者向け金融リテラシー育成プログラム」を開始

2025.08.08

2025年7月、A-PADスリランカはHSBCスリランカと連携し、スリランカ職業訓練庁（VTA）の支援を受けて、「若者向け金融リテラシー育成プログラム」を開始しました。

HSBCとA-PADが進行したプログラムの参加者

コロンボのナラヘンピタにある国立職業訓練校（NVTI）の130名以上の学生を対象としたこのプログラムは、若者の長期的なレジリエンスと経済的自立を促進するうえで不可欠な金融スキルの習得を目的としています。

挨拶を述べるHSBCスリランカCEO、マーク・サージェナー氏

プログラム当日は、HSBCスリランカのCEOマーク・サージェナー氏、VTAディレクターのC.J.ヴィダアナパティラナ氏、A-PADスリランカ代表のフィルザン・ハシム氏が出席しました。この取り組みは、適切なタイミングかつ実践的な影響力を有するという点で、関係者から高く評価されました。

ワークショップを進行するHSBCのボランティア

対話形式のワークショップでは、予算編成、信用管理、金融の健全性といった重要なテーマが取り上げられました。さらに、A-PADは災害レジリエンスにおける財務計画の役割を強調しました。

配布された金融リテラシーに関するパンフレット

災害リスク軽減のための財務計画について語るA-PADスタッフ

このプログラムは、コロンボ地区の複数のVTAセンター（ベラニワラ、パドゥッカ、ラトマラナなど）で拡大展開し、4つの包括的なワークショップを通じて約400人の若手専門家を対象に実施される予定です。