【ミャンマー地震】発災から6日、生存者を発見・救出
2025.04.03
ミャンマー中部で2月28日に発生した大地震では、これまでにミャンマー国内で2,800人以上が犠牲になっています。多くの建物が倒壊し、各国の救助隊が捜索を続けていますが、厳しい暑さとたびたび続く余震の中、救助活動は難航しています。
A-PADが連携協定を締結するトルコのGEA捜索救助チームは3月31日、バンコクからヤンゴンへ到着し、4月1日から首都ネピドーで捜索救助活動を続けています。
発災から5日目の4月1日、GEA捜索救助チームは生存者を発見、無事に救出しました。また、本日2日にも奇跡的に生存者を救出しました。救い出したのは、Aye Chan Tharホテルの厨房で働いていた26歳のベトナム人の男性です。地震発生から 121 時間が経ち、生存者が急激に減ると言われる「72時間の壁」を過ぎていましたが、瓦礫の中から安定した状態で安全に救い出すことができました。
地震から6日。すでに多くの人が亡くなっており、現場では厳しい状況が続いていますが、奇跡の救出に涙を流して喜ぶ人々の姿がありました。
GEAチームは40度以上の暑さの中、テントで寝泊まりをしながら「まだあきらめない、あきらめてはいけない」と捜索救助を続けています。