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【A-PADインドネシア】国際交流基金の防災教育プログラムに協力

2025.01.15

災害の多いインドネシアでは、日本と同様に一人一人の防災・減災の知識が重要です。A-PADは、2024年から国際交流基金・日本語パートナーズの「日本語教育×防災」の取り組みに協力し、日本における防災イベントの経験や講演・講座で活用した資料などを日本語パートナーズの皆さんに共有しています。

2024年11月24日に実施された「日本語教育×防災」の取り組みについて、日本語パートナーズの皆さんから現場レポートが届きました。

JF-Bali 3写真提供:国際交流基金ジャカルタ日本文化センター 日本語パートナーズ事業部

2024年11月24日、インドネシア・バリ州にある北クタ第一国立高校で開催されたバリ州高校日本語教師会(MGMP)主催の日本文化紹介のイベントが開催されました。

MGMPは、国際交流基金の日本語専門家やジャカルタ日本文化センターの講師などバリ州で活動する日本語教師らによって結成され、各地で勉強会や研修会を開催しています。この日はバリ州で日本語を教えるインドネシア人講師ら約20人と日本語パートナーズの皆さんが参加。日本文化紹介の一環で、2011年の東日本大震災や自治体・学校での避難訓練、食料備蓄など日本の災害や防災の経験について紹介しました。また、インドネシアの過去の災害に触れながら「防災ビンゴ」を実施。防災ビンゴでは、インドネシア版にアレンジした防災グッズリストから「絶対に入れる」「なるべく入れる」「できたら入れる」のマスにアイテムを入れていき、ビンゴになったら「どうしてそう思ったのか」を共有してもらうなど、楽しみながら「備えの大切さ」を一緒に考えました。

参加者からは「高校で生徒たちに伝えたい」「すぐにでも授業に取り入れようと思う」といった前向きなコメントが寄せられました。

日本とインドネシアの学びの輪が広がり、災害時に一人でも多くの命が救われるよう、これからも自助・共助の大切さを伝える様々な取り組みに協力します。

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