A-PAD スリランカは、6月23日、コロンボの慈善団体「Foundation of Goodness」と協働で、災害リスクの高いコミュニティを対象に、災害管理と災害への備えに関するトレーニングを実施しました。両団体がもつ防災の知識や情報を地域のコミュニティ・リーダーや市民に提供し、平時からいざというときの心構えや備蓄、必要なスキル・知識を身につけることで、被災のリスクを最小限にすることを目指しました。

訓練には、カハンガマ県とウェランバラワッタ県の行政担当者や農村災害管理委員会のメンバーなど自治体職員のほか、企業や婦人会など、さまざまな組織に所属する人や市民・若者など41人が参加。理論的な専門知識から実践的なトレーニングまで幅広く実施し、参加者は「実際に役立つ話がたくさんある」と真剣に取り組んでいました。最後には理解度を評価するためのテストも実施されました。

※本事業は外務省「日本NGO連携無償資金協力」の資金で実施しています。