アジア太平洋防災閣僚会議(APMCDRR, the Asia-Pacific Ministerial Conference on Disaster Risk Reduction）が、2022年9月19～22日、オーストラリア・ブリズベンで開催され、40カ国以上から約3500人が参加しました。

2年に1度、アジア地域で開催されるこの会議には、アジア太平洋地域の防災担当大臣や政府高官、防災・人道支援関係者らが出席し、「仙台防災枠組」の目標達成度の確認や、2年先までの地域防災行動計画、各国政府代表者による共同宣言などの採択が行われます。今年のテーマは「危機からレジリエンスへ：災害リスク軽減を通じてアジア太平洋地域の未来を変える」。2000年開催予定でしたがコロナの影響で延期され、2018年AMCDRR開催から4年ぶりに開かれました。災害を減らし、命を救い、経済的損失を最小限に抑え、誰も取り残されないようにするための方法について話し合いました。