【熊本地震】新たな避難場所の確保に向けて
2016.05.19
熊本地震で被災した方々の避難場所として、A-PADジャパンは現在、パートナー団体(Civic Force/Peace Winds Japan)と協力し、益城町内の2カ所(総合体育館横の芝生広場、再春館ヒルトップ)でテント村を運営しています。
テントには主に犬や猫などのペット連れの家族や車中泊を続けてきた方々など、61世帯212人(2016年5月17日時点)が暮らしています。
そうしたなか、益城町は芝生広場のテント村を含む町内のテント村を5月末で閉鎖する方針を打ち出しました。
背景には、これからの梅雨の季節、大雨で浸水したり、熱中症になる危険性があるためです。利用者の方からは「再び車中泊に戻るしかない」「ペット連れでも入れる避難所が新たに作られるのか」と不安の声があがっています。
こうした声を受け、私たち緊急支援チームは、現在、新たな避難場所を確保するために奔走しています。
日々変わる被災地の状況に、引き続きご関心をお寄せいただき、未だ安心して暮らすことができない避難者の方へのサポートをよろしくお願いいたします。