【日本】仙台防災未来フォーラム2016に参加
2016.03.16
アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)は12日、宮城県仙台市で開催された「仙台防災未来フォーラム2016」(主催・仙台市)に参加しました。
同フォーラムは昨年3月に開かれた国連防災世界会議から1年になるのを機に、仙台・東北で復興や防災・減災に取り組んできた市民、行政、研究機関の関係者が集い、国際的な防災指針である「仙台防災枠組2015-2030」を踏まえたそれぞれの活動の方向性や課題を話し合う目的で開催されました。
仙台防災枠組の実施に向けた取り組みや、東日本大震災からの復興と今後、女性による防災活動などテーマ別に11のセッションが開かれ、市民や関係者が被災地が抱える課題や、今後の連携の在り方などについて学びを深めていました。
A-PADでは会場内にブースを展示し、日本国内をはじめ加盟する韓国、フィリピン、インドネシア、バングラデシュ、スリランカ各国での取り組みを紹介したほか、これまで行ってきた緊急支援活動などについて報告し、来場者、関係者と意見を交わしました。
※仙台防災枠組
2015年から2030年までの15年間における防災行動に関する国際的指針。2005年から2015年までの指針であった「兵庫行動枠組2005~2015」を踏まえ、2015年に宮城県仙台市で開かれた「第3回国連防災世界会議(WCDRR)」で採択された。