【緊急寄付受付中!】難民キャンプで医療支援を継続 A-PADバングラデシュ×DCH Trust
2017.10.03
「たくさんの子どもたちが小さな赤ん坊を抱いて物乞いをしている」。9月末からバングラデシュの難民キャンプを訪れているA-PAD本部のドンファンは、必死で生きのびようとしている子どもたちの姿を目の当たりにしました。
ミャンマーのラカイン州に暮らす少数民族「ロヒンギャ」に対する暴力が激化し、2017年8月下旬以降から今日までの間に、50万人以上の人々が難民となってバングラデシュに押し寄せています。なかには逃走の最中に足を負傷し、ひきずるように歩いている男の子もいました。
残虐な迫害を逃れたロヒンギャ難民の約80%は女性や子供ですが、難民キャンプでは劣悪な環境下で暮らし、特にここ数日に降った激しい雨の影響で水が汚れ下痢などの病気を冒すリスクが高まっています。
A-PADバングラデシュは、提携するダッカコミュニティ病院(DCH Trust)とコミュニティイニシアティブソサエティ(CIS)とともに、難民キャンプのあるコックス・バザール地区のウヒア・バルカリにフィールド病院を設立。医師による救命処置や診療・カウンセリング、健康衛生教育の実施、子どもと妊婦への栄養食品の配布、モバイルクリニックの組織化などの活動を続けています。
バングラデシュ難民キャンプで支援活動に当たっているA-PADバングラデシュのゴラム・モストファ氏は「今、ロヒンギャ難民の危機は数十年で最悪です。私たちは、地方自治体とバングラデシュ政府との緊密な連携のもと、医療支援を通じて病気や怪我で苦しむ人々が元気になるよう全力をつくしていますが、適切な医薬品が不足しています。また、圧倒的な数の難民を前に、もっと多くの食料や栄養補助食品などの物資、避難所運営のサポートなどが必要です。この人道危機を乗り越えるために、皆様の応援をよろしくお願いします」と訴えています。
A-PADでは、ロヒンギャ難民の人々を支援するため、寄付金を募っています。集まった資金は、難民キャンプで診療所を開設しているA-PADバングラデシュを通じて難民の人々の支援に活用します。多くの皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。
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