７月７日の七夕の日を前に、今日、緊急支援チーム（A-PADジャパン／Civic Force／Peace Winds Japan）が設置・運営を続ける「ユニットハウス村」（益城町テクノリサーチパーク内駐車場）で、笹飾りのイベントを実施しました。

今回の企画は、A-PADジャパンが事務所を置く佐賀のCSO（市民社会団体）「佐賀から元気を送ろうキャンペーン」のボランティアの皆さんとの会話のなかで生まれ、「避難している皆さんに少しでも元気になってほしい」との思いを込めて企画しました。佐賀のNPOや企業、自治体、一般市民らが集まって設立された同団体は、熊本地震発生直後の４月末からチームに継続的に、社会人ボランティアを派遣してくれています。

当日は、ユニットハウスで暮らす親子などが集まって、手遊びやクイズ、ゲームなどをしました。思いっきり体を動かして遊んだ子どもたちは、みんな大喜びで叫んだり笑いながら楽しい時間を過ごしました。その後、色紙をはさみで切って短冊をつくり、それぞれの願い事を書きました。

笹に飾り付けられた短冊には「ふつうのせいかつにもどりますように」「かぞくがしあわせになりますように」と、子どもたちの精一杯の願い事が書かれていました。また、「みんなに笑顔が戻りますように」と、丁寧に短冊に記すお母さんもいました。

短冊は、今日から７日まで談話室に置き、ユニットハウスで生活するより多くの皆さんに立ち寄ってもらうきっかけになればと考えています。

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