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【韓国】韓国プラットフォーム、災害対応アジア太平洋議員フォーラム発足

2015.10.26

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アジアパシフィック アライアンス(A-PAD)は韓国のソウル特別市で22日、シンポジウム「HOW TO SAVE LIVES: The Cooperation beyond borders and sectors」(協力:笹川平和財団)、翌23日にはシンポジウム「アジア太平洋地域における災害被害管理」(共催:国会社会貢献フォーラム)を開催しました。

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22日のシンポジウムではNGO・企業・政府が相互に協力する仕組みである「韓国プラットフォーム」(A-PAD Korea)の設立を宣言。代表理事のパク・ヨンジン氏のほか、A-PAD統括責任者の大西健丞、A-PAD構想段階から支援を頂いている笹川平和財団の茶野順子常務理事などが登壇し、A-PADのこれまでの活動やその意義を強調しました。その他、ソウル大学アジア研究所ODA研究所のキム・ソンギュ研究教授も登壇し、韓国のODAと国際協力等について報告しました。

23日に行われたシンポジウムには、日本、韓国の国会議員が登壇し、「効果的な災害対応進めるため、アジア太平洋議員連盟の必要性」について議論を交わしました。

また厚生労働大臣の塩崎恭久氏を招き、災害時における各国間協力による被災者ニーズの充足に向けた「国会議員フォーラム設立準備ラウンドテーブル」を開催。塩崎氏は「災害時に各国間の協力をさらに進め、効果的な災害相互支援を実現するためには、各国の議員が協力しあう関係づくりが必要だ」とし、「災害対応アジア太平洋議員フォーラム」の発足を宣言しました。ラウンドテーブルには塩崎氏のほか、務台俊介衆議院議員、秋本真利衆議院議員、高野光次郎参議院議員が出席しました。

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「災害対応アジア太平洋議員フォーラム」では今後、大規模災害発生に迅速かつ効果的な支援が実施できるよう、議員連盟の強化を目指し勉強会やシンポジウムの開催、各国政府、企業、市民セクターによる活動を支援していく予定です。

またシンポジウムには防災担当大臣の河野太郎氏より「アジアの企業と各地域のNGOが防災の取り組みを重ね、災害発生時には連携力を発揮するA-PADの仕組みを、日本と韓国がリードするという動きを歓迎し、今後の活躍を期待する」とのメッセージを頂いております。

A-PADでは引き続き、日本、韓国のプラットフォームをはじめ、加盟各国と連携を深めるほか、災害対応アジア太平洋議員フォーラムを推進していきます。