【九州豪雨】孤立する東峰村の避難所へ 暑さ対策の物資を配布
2017.07.11
全国各地で今年一番の最高気温を記録するなど暑い日が続いています。発災から1週間が経った福岡・大分両県の被災地では、うだるような暑さと断続的な雨のなか、避難生活を送る人々の間にも疲れが見え始め、熱中症や感染症の対策が急がれています。
物資のニーズ調査を続けてきたレスキューチームは、7月10日、A-PADジャパンが事務所を置く佐賀の調剤薬局(株)ミズから衛生用品などの提供を受け、孤立状態にあった東峰村の2カ所の避難所(いずみ館と上福井公民
薬局ミズと協力
配布先の一つ、上福井公民館がある地区は、まだ断水状態で9日にようやく電気が復旧したばかり。日中、外に出ている人たちも、夜寝るために戻ってきます。しかし、クーラーがなく、とにかく避難所内はうだるように蒸し暑い状態でした。
前日のニーズ調査で避難者の方々に話を聞いたレスキュー隊員は、熊本地震の支援活動の際にも協力した(株)ミズから栄養ドリンクや消毒液などを預かり、配布。暑くて脱水症状なども心配されるなか、特に冷えピタシートやビタミン剤が喜ばれました。また、赤ちゃんを抱える母親に使い捨てのビニール手袋を手渡すと「おむつかえのときに手を洗わずに捨てられる!」と笑顔を見せてくれました。「料理をするときに限られた給水車からの水を節約して使える!」と喜ぶ女性たちの姿もありました。
扇風機やクーラーで暑さ・湿気対策
また、暑さ対策として、公民館にはスポットクーラーと除湿機、扇風機もお届けしました。
4か月の赤ちゃんを抱えるお母さんは、「とにかくうれ
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