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【A-PADスリランカ/COVID-19】安心して投票できる環境を

2020.08.04

コロナ禍の総選挙〜安心・安全な投票場を整備するために

スリランカでは、8月5日、新型コロナウイルスの感染拡大により延期となっていた総選挙が実施されます。有権者は1,626万3,885人。モンスーン期のコロナ禍で実施されるこの大規模な選挙において、A-PADスリランカは、有権者を災害や潜在的なリスクから守るため、災害管理センター(DMC)とスリランカ選挙管理委員会(ECoSL)と協力し、安全な投票場の設置ガイドラインと運用計画をまとめました。ガイドラインは、選挙管理委員会を通して国内各地の関係機関に配布され、各機関(JEEOps)で活用されています。

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※詳細はこちら(英語)

休校中の学校を支援

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大によりロックダウンされ、医療サービスなど最小限のサービスを除き、全島の活動が大きく停滞しました。市民生活や経済活動は多大な影響を受け、子どもたちの教育にも影響が出ています。都市部の子どもたちは概ねデジタル主導の教育が行きわたっていますが、地方の子どもたちは最新の手段はなく自宅での自習を強いられています。 A-PADスリランカはこの状況を深刻に受け止めHSBCとの協力で、子どもたちを学校に戻し、教育が中断しないよう支援することを決めました。

国内には国の各種統一試験を控えている子どもたちが3,000人以上いて、過去10年分に相当する紙の教材をパックにして配布しました。この学童向けのプログラムは、日本の外務省や在スリランカ日本大使館の支援もあり、現地では大いに感謝されました。

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災害の多いスリランカにおいて、A-PADスリランカは、企業やNGO、行政など各方面の力を結集するプラットフォームの役割を担っていますが、COVID-19に関する支援活動にあたっても、その機動力を発揮し、同国のレジリエンスが止まらないよう全力を尽くそています。

A-PADは、日本政府の資金により、COVID-19の大流行へ対処するA-PADスリランカの救援活動をサポートしています。なお、A-PADスリランカは、安全な選挙投票や教育支援の活動のほか、日本の支援を受けて、最前線で活動している方々へ非接触型消毒剤や消毒液、噴霧器、消毒剤ボトル、ポケット型消毒剤、背負い型噴霧器、再利用可能なフェイスマスクなどを提供しました。 この支援により中小企業の事業再開や継続も応援することができました。

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